キモオタぱわー

社会的評価、自信、勇気。オタク活動で大切な価値を失ったキモオタがこれからのオタク活動ですべてを取り戻すまでのブログです。

これが十神白夜だと!!おいどういうことだ説明しろなれ夜!

今日は制作報告です。この十神君はいったい・・・?

『ひとこと自爆』

グラブルのヴィーラ、未来日記の我妻由乃ダンガンロンパ江ノ島順子と春川魔姫から見るなれ夜の嗜好とは。

 

どうも、キモオタなれ夜です。おぎゃー。

 

えー、ついにはじまります。

【第一回キモオタやあらへんで!チキチキ 十神白夜を描きあげろ!ダンガンロンパ タロットカード制作】

 

ということで今回はいま行っている作業の報告回となります。

 

ま、さっくりといきましょう。諸々の話は完成後の講評の時間でするつもりなので、今はとにかく制作!制作に時間を使います!

 

で、そんな現在。なれ夜はイラストの完成に向けてこんな感じの制作をしています。

 

<①目標設定>

 

もうしつこいぐらい話していることですが、それだけ大事ということでどうかご容赦を<(_ _*)>。

なれ夜の現在の行動は基本的に目的を叶えるためのもの。

人生ゲームで言えばゴールを目指すためにマスを進む、マスを進むためにサイコロを振るのと同じです。

そしてその過程でたくさんの経験や発見をしてたくさんの知識を得ること。これこそがなれ夜の最大の目的であり、全ての行動はそのためにあります。

 

つまりイラストを完成させる=ゴールを目指すという目的は、同時にその過程に勤しむための行動であるということですね。案外これ、物語やゲームの制作にも必要な意識かもしれません。

 

・制作の工程=目標←行動の繰り返し

・最終到達目標 その過程でたくさんの発見をすること

 

では、なれ夜の目標設定はというとこんな感じにしました。

 

④イラストの完成

③十神白夜とタロットカードの皇帝、それぞれを構成する要素でイラストをつくる

②構成要素の描き方を身につける

①構成要素を確認する

 

<②マジカルバナナ 十神といえば威厳 威厳といえば皇帝>

 

ごめんなさい。前回のお話で上手く伝えられなかったことがありました。イラストの描き方を要素の配置方法としたときの、そのイラストの考え方です。

イラストというのは表現したいものを、要素を配置して視覚化したものです。

 

もう少し分かりやすく伝えるためにリンゴを例にしてお話します。

これはcolosoでイラストを教えられているモ誰先生が最初の講義で教えてくれたお話です。

 

例えば、みなさんが人に、文章や絵でリンゴを説明するとしたらどんな情報(要素)をかきますか?

 

  • 赤い
  • 丸い
  • 甘い
  • 果物
  • 茶色いヘタ
  • 木に生えている
  • シャクシャクとしている
  • 椎名林檎
  • アダムとイブ

 

おそらくここら辺の要素を使って説明されるかと思われます。たとえ表現のスキルに差があったとしても、リンゴくらいなら赤色の丸に茶色の直線をぶっ刺した絵でもそれがリンゴだと気づくでしょう。

しかし、どうしてでしょう?

どうして赤色で作った丸に茶色の直線を組み合わせた図形が甘い果物のリンゴを想像させるのでしょう?

 

今の質問をされて、は? お前リンゴ見たことないんか? とみなさんは恐らく思われたことでしょう。

そのとおり。ぼくたちは現実というオリジナルの世界で本物のリンゴを見たことがあるからこそ、どんな色と形を使えばリンゴに見えるかを知っています。

 

つまりぼくたち人間は、全く違う二つの事物があったとしても、両方の間に共通する要素があれば結びつけて連想することができるのです。

 

そしてその共通する要素の数が多ければ多いほど両方の差異の壁は低くなり、片方の事物からもう片方の事物を連想することが容易になります。

 

いわゆるマジカルバナナ現象ですね。

マジカルバナナ バナナといえば黄色 黄色といえばレモン レモンといえば果物 果物といえばバナナ……あれ? これって何の話でしたっけ?

 

あ、そうだった。ダンガンロンパのキャラクターを使ってタロットカードをつくるお話でした。

まぁ要するに、十神白夜くんと皇帝のタロットの要素の確認と両者の共通点を探して、どんな絵にしようかなーって考えたのが①構成要素を確認する、の作業でした。

オーバー。

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〈③ラフの前にイメージを作る〉

皇帝のタロットに登場する岩山やアンㇰの十字、牡羊などが何を象徴しているかについては完成後のお話でやろうと思います。

PCでお絵描きツールのクリスタを開いてさあ、いよいよ描くぞ!

 


誰お前?

 

十神君です。正確に言えば日本中から才能のある高校生を集めてその研究を目的とした育成機関、通称『希望ヶ峰学園』に在学している超高校級の御曹司。高校生ながらデイトレードでバカ勝ちし、勝つことは息をすることと同義・・・の十神白夜くん、

 

イメージ図です。この段階では要素をどんな風に置こうかなーと漠然と考えている状態でしたので、修正しやすい単純な構造で描いてます。本当です。十神の名に懸けて。

 

で、次のこれが配色のイメージです。

ほんまに大丈夫なんかこれ?

 

まだだ。まだ慌てるような時間じゃない。

モ誰先生もイラストを描くという作業はとにかく先に進むこと。修正しつつ完成へと目指す歩みを続けることが一番重要と教えてくれました。

むしろこれをどう完成へと持っていくか、考えて得られることは多い・・・はず。

 

ちなみに配色はこんな感じで考えました。


まず何よりも重要なのが主役である十神君を目立たせること。

そのため十神君に使う色は明度が高い黄色~青色の間の色と、無彩色。キャラクターの肌の色はだいたいがほぼ白色に近い『高明度、低彩度』の色なので、十神君が来ているスーツをモノクロにして低彩度色男にします。

タロットカード自体が白黒なので、○=カード、・=十神白夜としたとき、⦿みたいになっていいかもしれません。

次に考えるのはタロットカードのテーマ色。タロットではカードに使われている色にも象徴的な意味が込められています。青なら冷静、精神的。赤なら情熱、エネルギッシュとかそういう具合です。

そんな皇帝のタロットのテーマ色は赤。なので十神君以外の色は、赤~十神君に使う黄色までの範囲にある色にします。橙くらいまでですね。

ただ、ここでテーマ色の明度や彩度が十神君の設定と近すぎると、木を隠すなら森の中的に十神君が目立たなくなっちゃうので『低明度・中彩度』くらいにします。

彩度とは色味(色に含まれている色量の強さ?)のことで、阿佐ヶ谷姉妹の落ち着いたピンクと叶姉妹の奇抜なピンクの濃さの違いみたいなものです。これも彩度が高いと目立つので阿佐ヶ谷の美穂さんくらい落ち着いた色味にしたいです。

ラッキーなことに十神君の瞳の青は赤にすっごい映えるので、タロットカードを見て初めて目が行く場所を瞳にすることが出来そうです。

なので十神君の目を⦿の・、つまり中央に置こう。それなら二つよりは一つの方がいいかもしれないから顔を斜めに向けて・・・・・・・・・・

となんだかんだ言っても色々とちゃんと考えながらつくったイメージでした。

 

次回はこれをたくさん修正してラフをつくっていこうとおもいます。

 

終わりに 構成要素の描き方を練習しよう

活動報告の最後は楽しくも一番難しかったデッサンのお話をして締めくくろうと思います。

なれ夜の周りにはそもそも絵描き仲間という概念が存在しない荒野が広がっていますのでこれは風の噂になりますが、絵が一番上達する方法がデッサンだとかないとか。

まあそれとは関係なく、なれ夜はどうやらデッサンが楽しい人間でしたので今回の制作活動にまつわる様々な課題もデッサンで乗り越えようと決意していました。

ただ、なれ夜・・・要領が悪い。時間がかかる。死ぬほどかかる。そしてなにより一番最悪なのがかかった時間に対する成果が薄い!

 

つまりちゃんと再現しようとするほど、

  1. 模写とオリジナルの間で描かなければいけない要素が増える。
  2. 増えれば増えるほど大変になる。
  3. けれど、それはあくまでも自由帳に描いた練習なので描いたところで意味がない!

 

そう、またあれです。目的に対する行動量が見合ってない!

これは本当に一大事。支出と収入、得られる成果とそのために払った労力の不一致は、必ずどこかで我慢や無理を生じさせ、最悪・・・絵を描くのが嫌になります。

 

そこで今日のお昼に緊急対策会議を開きました。以下はその報告となります。

1時間かけてずっと頬っぺたの輪郭を描いてました。そして先の緊急対策会議を開き、10分デッサンに切り替えました。

まず最優先課題である模写で頑張って描いても成果が薄い、に対しては頑張らないことを決めました。

 

いや、待てよ。そもそもどうしてデッサンをするのかといえば、作品に入れる事物の描き方が分からないからそれを身につけるためです。

それを頑張らないとは適当に描くということ?それこそ分からないままを先延ばしにして何の実りもない。時間の無駄じゃない?とこれだけでは思われているかもしれません。

しかしそうではないのです。デッサンの目的が作品に入れる事物の描き方を身につけること――つまりイラストで描く要素の形を正確に把握することだとすれば、本当に頑張るべきはそれを発揮するタイミング。

人に見せるために作品制作で描くときの、1回だけでいいはずです。

だって模写とオリジナルを見比べて「あ、ここの形が違ったんだ。じゃあ次はこういう風に描かないと」という発見が出来れば、それはもう立派に描き方を見つけていますので目的は達成されています。

 

・模写で頑張っても成果が薄いことの問題点

人に見せるわけじゃないから要素の形だけ把握できればOKなのに、正確に描こうとしすぎて頑張り、収入と支出のバランスが崩れる。

解決策

10~20分で大体の形を作るよう描いて、オリジナルと模写の違いから描き方を発見する。

 

で、その検証方法をどうしたかというと、なれ夜は

  1. 線の長さ(グリッドとグリッドの間の長さ)
  2. 線の角度(グリッドの位置)
  3. 角度と長さで作られる面積(線の長さの比率)

がオリジナルと模写でどれだけ違うかを確かめながら発見したことをメモしていきました。

 

画像で見える赤いボールペンで塗りつぶしている箇所は空白です。

その空白の形(面積)がオリジナルの方が大きかったので模写で修正しようとします。

ではその空白の形(面積)を同じにするためには線をどのようにすればいいのでしょうか?

そう、線の長さを変えればいいのです。模写の方がオリジナルよりも小さいということは、きっと空白を取り囲んでいる線のどれかの長さが短いはずなのでそれを修正してあげます。

 

そして線の長さを変えるうえで大事なのが線の角度、グリッドの位置です。

 

グリッドは僕が個人的にそう呼んでいるだけなので正式名称ではないと思うのですが、イメージ的にはダンベルのような形を想像してみてください。

・―・

↑この線の両端の途切れ目にあるのがグリッドです。

そう、線の両端にグリッドがあるということは二つのグリッドの間には線があるということです。

つまり、グリッドの位置が変われば線の長さも変わるということなんです。

・――――――・

|       |

|       |

・――――――・

グリッドは線の両端や、線と線の両端がくっついて角度が変わるところに現れる。

そのグリッドの間に結ばれた線が形(面積)を作る。

 

物体の輪郭、光、影、どんな要素でも一緒。イラストというのは形(面積)と色をどのように配置するかで決まるような気がする。

それをまたアニメ塗りとか、ハッチングとかいろいろな技法で表現する方法を学んで、もっとイラストをかけるようになりたいですね。

 

以上が緊急対策会議で交わされた報告の全てとなります。ここまでまた性懲りもなく長々と書いてしまいましたけど、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました!

それとスターをつけてくださった方がいてめっちゃうれしかったです。そっちも併せて本当にありがとうございました!

 

次回も制作報告になると思います。ではまた次回( ´Д`)ノ~あでゅ~