キモオタぱわー

社会的評価、自信、勇気。オタク活動で大切な価値を失ったキモオタがこれからのオタク活動ですべてを取り戻すまでのブログです。

飴色の髪の乙女

「ひとこと自爆」

ダンガンロンパV3を二章までクリアしました。最後まで犯人分からんかったし面白かったです。

 

 

どうも、キモオタなれ夜です。おぎゃー。

二月になりましたね。早いもんでブログを始めてからもう一か月が経とうとしています。

もしブログを書いていなかったら今ごろは何をしていたんでしょうか。もしかしたら絵を描く意味を見い出せずに辞めていたかもしれません。

そんなことをしみじみと考えていると、やはりブログを始めて誰かに活動を見せよう、そして見せられるように絵を描こうと思えたのは転機だったんだなと感じます。

みなさん、一月中はなれ夜のブログを見てくださって本当にありがとうございました!

二月も頑張って更新していきます。

 

ということで、今回もお絵描きをしていきしょう。今回の記事でやることは……

 

 

苗ノ島!!

はいつものことなので置いといて、何色でどう塗るかについてです。

そしてこれもいつものことですが、なれ夜がこのブログで出典を明記せずに言っている言葉はほとんど、なれ夜が足りない頭で立てた考察です。

なので参考にするのはおススメできませんが、それでもよければなれ夜がどうやって色を選んで塗るか、備忘録として書かせてもらいます。

 

それでは、今回もやっていきましょう。

 

下塗りから髪の毛の塗りまでにこんなことをやりました。

 

 

〈まずはどんな塗りにする?〉

どんなときでもまずは目的から決めるのがなれ夜のやり方です。

たしか映画「マトリックス」シリーズの第一部作でも、エージェントスミスが「目的が行動をつくる。目的こそが我々の存在を定義する」というセリフを言っていた覚えがします。

今回もそれに倣って、『どう塗るか』を決めるために、まずは『どんな風に塗りたいか』を決めましょう。

 

Qなれ夜はどんな風に塗りたいですか?

 

Aカラフルで、つやつやで、綺麗で、透明感のある塗りにしたいです!

 

前回のブログでお話していた『飴塗り』というやつの概要ですね。

つまりなれ夜がしたがっていた『飴塗り』とは、たくさんの色を使ったつやつやで綺麗なイラストということらしいです。

 

では次に、そのカラフルとかつやつやとかを具体的に表現するにはどうしたらいいかを考えます。

それがこちら。

 

カラフル→色味が強い→彩度が高い色を使う。

 

つやつや→ハイライトがある→明るい色を使う。

 

綺麗→ムラがない→線画を綺麗に描く?

 

透明感がある→色が透けて見える→どこかの色の不透明度を下げて混色を起こす?

 

はい、前回のブログで飴塗りをするためには下塗りの色を考え直さなければいけないと言っていたのは、これらの要素のうち彩度の高い色を使えていないと気づいたからでした。

 

というわけで下塗りの色を変えましょう。

 

〈下塗りの色を変更する〉

色味の濃さを上げました。

具体的にはカラーサークルの等式相面(三角形のやつ)で前の下塗りの色よりも右側にある色を選んで塗りました。

あ、等色相面って何?って方もおられると思うので簡単にだけ説明します。

分かりにくかったらすいません。

たとえば同じ赤色でも、暗い赤、薄い赤、濃い赤……みたいに色々な赤色がありますよね?

等式相面というのはそんな同じ赤色でも色の濃さや明るさが違うよーって色を一面に並べて、色味の変化の様子が一目で分かるようにした図のことです。

この等式相面の三角形の頂点には、『白』、『黒』、『純色(赤とか青とかの色の中で一番色味の強い色)』が置かれていて、その頂点同士の間にはグラデーションが出来ています。

たとえば『赤』と『白』の間には、赤色に白色を足した時の色味の変化の様子(=グラデーション)が見えるように色が並べられています。

 

つまり苗ノ島の色選びで、白の方に近かった前の下塗りの色よりも右側の色を選んだということは、色味の少し強くなった色を置いた(=彩度を上げた)というわけです。

 

では、そんな感じで下塗りの色とどんな風に塗りたいかが決まりましたので、いよいよ苗ノ島の塗りが始まります。

 

〈飴塗りで苗ノ島の髪を塗る〉

ざっくりと立体影を塗る

まずはざっくりと影を面積をつくります。

超初心者の頃……といっても五、六か月ぐらい前ですが、その頃はこの工程でさえ難しく感じていたのに今回はなんなく描けました。とても嬉しいです。

使用したペンは韓国語の読めないペンですが、厚塗りっぽい感触がしました。

といっても今回が初めての厚塗りなのでその感触が正しいのかはわかりませんが……。

ペンの筆圧で強弱のつきやすいブラシでしたので、ともかく、何回も擦るようにしてムラをつくりながら塗りました。

 

影色は下塗りの色がオレンジ系でしたので、それより下の赤系の中明彩度色を使いました。

色を変えるときはなるべく色相も動かすように意識しています。
今回も、下塗りで使った色相を基準点として、下塗り~青色までの色を影色、下塗り~黄色までの色をハイライト色に使い、カラフルな色を目指しました。

 


この考え方は『SKULL GIRLS』という格闘ゲームの愛用キャラ、イライザの模写と、模写元のプロの配色を見比べたときに身につきました。

 

2影の一部分を濃くする

立体感UPに加えて、色が増えることによりカラフルさが増しました。

 

この工程で使ったペンは先ほどの厚塗りのペンではなく、水彩用の韓国語の読めないペンを使いました。

理由としては個人的にボクがアニメ塗りのようなムラのない影を好んでいるのと、毛先のような細かい影を描くときは形をくっきりと出したいと思ったからです。

なので色も彩度の強い赤を選びました。

これでメリハリが出せていたらいいのですが……。

 

毛の流れを作ろうという意識も見せていますが、質感をどこまで表現するか、またこの飴塗りで質感をどう表現するかも確立できていないので先はまだまだ長そうです。

 

3うなじなど特に暗い髪の影を塗る

ここの工程でうなじや腕の後ろの髪に塗った色は紫系のかなり彩度を落とした色です。

無彩色(色味のない色、白黒)に近くすることで髪の毛の彩度の高い部分とのコントラスト(超メリハリ)を狙ってます。

飴塗りはカラフルでつやつや、つまり彩度と明るさの高い色を目立たせるように描こうというルールにしていたので、こういうところでも出来ることはないか考えて、つぶさに挑戦していきたいですね。

 

4髪の艶を塗る

レイヤーを『加算(発光)モード』(塗る色を明るくさせるモード)にしてオレンジ~黄色の間の色で影の部分を避けつつ髪を明るく塗ります。

凄い楽しい作業でしたね。一つ前の紫系のうなじの色が幸運にも成功して、黄色系の色とよく調和してくれたと思います。

 

ペンは厚塗りです。

 

5髪のハイライトを塗る

さらに加算のレイヤーを作り、先ほどの黄色系の髪艶よりも白に近い色でハイライトを塗りました。

あとは1~5の色を、描き足りないと思う部分に塗っていけば髪の毛はこれで完成すると思います。

 

また、ブログを書いている時に思ったのですが、ここの工程で塗ったハイライトの白色は不透明度を下げた方がいいかもしれません。

不透明度を下げる=その色の透明度が上がるということなので、飴塗りの目標である透明感のある塗りに近づけるかもしれないです。

これは大事なヒントかも……。

 

ペンは水彩です。

〈飴塗りに挑戦してみてどうだった?〉

 

ということで以上が飴塗りに初挑戦したなれ夜の活動と、そのときの色選びに関して考えたことの報告でした。

今回も「こういう絵が描きたい!」という思いが先行して無計画に突っ走ってしまった感じの制作でしたが、結果として得るものの大きい体験ができてとても充実しています。

もちろんそれは成功体験ばかりではなく次への課題も含まれていますが、それもまた理想のイラストをつくるための参考になることばかりでした。

なのでちゃんとブログにも書き残しておいて、将来ボクが困ったときのために振り返れるような記事をこれからもつくっていきたいですね。

 

 

それでは今回はそんな感じでブログを終えたいと思います。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!

また、スターをくださった方も本当にありがとうございました!

 

次回は絵を描き終えてから投稿すると思います。

 

ではではー( ´Д`)ノ~バイバイ

 

(発見)

  • 飴塗り 飴のように硬い線画と甘い色でつくるイラストかも。
  • 髪の毛をもっと細かく増やしても良さそう。
  • shift+ctrl押しながらタッチ タッチした線が描いてあるレイヤーに移動
  • 色味と形